矯正歯科 歯並び
矯正治療とは
歯並びが悪いと歯ブラシをしても歯と歯の間や歯と歯茎の間に汚れが残りやすくなります。その結果、虫歯や歯周病のリスクが高くなってしまいます。また、噛み合わせが悪いと顎が疲れやすくなったり肩こりや頭痛を引き起こすことがあります。虫歯や歯周病予防、健康維持の観点からも歯並び、噛み合わせは非常に重要なことの一つです。矯正治療は、歯並び、かみ合わせを改善し、健康できれいなな口元をつくる治療です。しかし、きれいな口元も大事ですが、矯正治療の最大の目的は、口腔内の健康増進です。
当院では特定の矯正治療の日はありません。矯正治療中に装置が外れた、ぶつけたなどトラブルがあった際、通常の診療時間で対応することができます。また、いつでも矯正治療のご相談、治療を行なっています。 倶知安、ニセコ、蘭越、寿都、神恵内在住の方もお気軽にご相談ください。
矯正歯科治療は自費治療となります。
表側矯正治療 (ローフリクションシステム)
一般的に矯正治療と言えばこの治療だと思います。歯に一個ずつ装置（ブラケット）を付けてそこにワイヤーを通す治療になります。写真は金属の装置になります。プラスティックの装置もあり、プラスティック装置の場合は金属に比べて目立ちません。当医院では表側矯正装置に痛みが少なく、歯の移動が速いと言われているローフリクションシステムを使用しています。金属の装置、プラスティックの装置、この両方にローフリクションブラケットを使用しています。
舌側矯正装置（裏側矯正装置）
舌側矯正装置は歯の裏側に装置(ブラケット)を付けてワイヤーを通す目立たない矯正装置です。歯の表側には装置を付けないので他人に気づかれにくく、本来の歯面(表側)がそのまま維持できます。以前、ブラケットのサイズが大きいこともあり、発音しにくかったり、違和感が強かったのですが、近年、小さいブラケットが登場し、発音のしにくさや違和感が小さくなりました。
お気軽にご相談ください。
マウスピース矯正
マウスピース矯正は名の通り、マウスピースで行う矯正治療です。取り外しができるため、口腔内を衛生的に維持できます。人と会うなどマウスピースを外したいときにはすぐに自分で外すことができます。しかも、マウスピースを使用していても目立ちません。1日20時間以上の装着が必要で歯並びの状態(症例)によって適応できないことがあります。軽い前歯部の叢生(前歯の悪い歯並び)などに適応されます。
当医院ではクリアライナー、トランスアライナーを扱っております。
ムーシールド
ムーシールドは乳歯列期、小学生になるくらいの時期の反対咬合、上の歯の位置と下に歯の位置の不正などの治療に使用されます。舌の位置の不正の治療にも使用されます。乳歯列期(乳歯のみの時期)より反対咬合(下の歯が上の歯より前に出ている)がある場合、早めに改善することでさらに大きな反対咬合になったり、さらには反対咬合を改善することができる場合があります。
お子さんがもし反対咬合になっていたら、早めの御相談をお勧めします。もちろん、すべての症例で改善できるものではありませんが、改善できる可能性があるものはご相談の際お知らせします。
部分矯正治療（MTM）
部分矯正治療は数歯の一部分のみ歯を移動、傾斜を改善する矯正治療です。入れ歯を作る際やインプラントをする際に空隙確保、傾斜を改善し、よりよく噛めるようにする治療です。特にインプラントの際は他の歯とのバランスを構築していく治療になります。インプラントだけではなく自分自身の歯を守ることにもなります。
外科矯正 顎変形症
当医院では、保険治療の外科矯正治療(顎変形症)は行っておりません。ご希望の方がいらっしゃいましたら、外科矯正治療を行なっている医療機関を紹介させていただきます。
ご不明な点はお気軽にお問合せください。
